年下彼女に負ける俺-1-
聡ちゃんのことを想いながら、ちょうど溜め息をついたときに、駅に着いた。


ドアが開けば、電車から降りる私。

すると私の視界には、天使のような輝きを持つ女の子が。



「天使ちゃん?」


声をかけられずにはいられなかった。

気づけば彼女の肩を軽く叩きながら声をかけていた。




「瀬川さん?」


やっぱり彼女は天使ちゃんだった。




二人で驚きながらも、美桜子でいいよと言いながら、この街に来た理由を聞く。
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