22cmと束縛彼氏!




「私にとって、好きな理由なんてどうでもいいんです。

 
 別に無い方がいいってワケじゃない。



 ───でも、必要ないと思うんです。


 片想いと両想いの違いなんて正直ないと思うからです。




 片想いは一方通行で、相手のことが分からない。


 両想いは伝え合ったけど、本当に相手の心が手をとるように分かる訳じゃない。



 ・・・境界線なんて、そんなものなんです。」




そこまで言って、私は自分がものすごく長く話してしまったことに気付く。



「・・・っと、ごめんなさい。長くなっちゃいました」


「雛、さ・・・」


「別に、芽衣さんと陸が本当は円満じゃない、みたいなこと言ってる訳じゃないので」


「陸くんは・・・」


「えっ・・・?」




芽衣さんが、




泣いてる───



< 121 / 288 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop