22cmと束縛彼氏!
「七海・・・」
「どした?」
「───ごめん!分かんないや」
「・・・雛らしいわね」
フッと微笑んだ七海。
「七海と恋バナするのって・・・なんか不思議な気分だね」
「何よソレ。私が如何にも恋してないみたいじゃない」
「じゃあ、したことあるの?」
「~~~っ、高校入ってからはないけど、その前はあるわよ!!」
「ふぅ~ん」
七海と恋バナするのは初めてだったから、すごく新鮮に感じた。
「ま、頑張りなさいよ!!応援・・・してあげなくもないから」
「どっちなの?」
「さぁね。───じゃ、私は帰るわ!!じゃあね!!」
「えっちょっ、七海!?」
「明日、せいぜい頑張りなさいよ!!」
七海はそう言い残すと帰っていった。