Sugarless -君だけがいた時間-

翌日、マリコは他のトモダチも何人か連れて、待ち合わせ場所に現れた。


「早紀ー。久しぶり」


マリコが私に抱きつく。


「元気だったあ?」

「変わってないねー」


久々の再会に、私たちは声を高くしてはしゃいだ。



ホテルの15階では、昼間だというのに女性の行列が出来ていた。

ここのケーキバイキングは美味しいと評判だ。一度、来てみたいと思っていた。

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