最高の友達と彼氏!~中学生編~
「それにしても残念だねー。音々は。」

と、昼ご飯を食べながら言う愛美。

「え!?なにが・・・?」

「席だよ!席!隣、井上じゃん。」

「あ、うん、そうだけど・・・?」

「隣が井上とか嫌じゃん。」

「え?なんで?」

「だってさぁ、無口だし、話しかけないと話さないし、なんか怖そうじゃん。」

「うんうん」

愛美の言葉に同感する華菜。

「ってっかさぁ、井上より、あのかっこ好くて爽やかな、宮井君の方がいい。優しいしさぁ。井上はねぇ・・・。」

宮井君のことを話す、杏実。

「わかるー!やっぱ宮井だよねー!」

「うんうん!」

杏実の言葉に同感する愛美と華菜。

「そうかなぁ・・・。」

私はつぶやいた。

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