キミのとなり。
友情の鍋パーティー
数日後の日曜日――


“ガンガンガンッ!”


“ピンポーンピンポーン”


ドアの向こうがやたら騒がしい。



ん~なんなのぉ……


せっかくの休みなのに~!


『早くここ開けろ!居るのはわかってんだぞ!』


聞き覚えのある声だ。


ったく、借金取りじゃないんだから!


眠い目を擦りながら玄関のドアを開けた。


“ガチャッ”


「ヤッホーちあきぃ~!」


予想通り、晶子と晃だった。


「おっじゃましまぁーす!」


私を押し退けて、ドタドタと慌ただしく中へ入る。


なっ……何事!?


「あっち~、ってか荷物おめぇ。」


「あんたが買い込み過ぎるからでしょ!」


「だってよ~」


二人は部屋へ上がるなり、喧嘩を始める。


かなり久しぶりに見る二人のいつもの光景に
正直なんだかホッとした。


弘人と別れてすぐ晶子に報告の電話をしていたから、きっと落ち込んでいるんじゃないかと心配して見にきてくれたんだろう。


二人の手には重たそうな買い物袋が二つ。


「一体なに?!」


状況が掴めない私に、晶子は荷物を置いて話し出した。


「たまには誰かとご飯食べたいんじゃないかと思ってさ!」


ネギ片手にウィンクする。


は、はぁ……。


確かに、いつも弧食だけど。


「晶子が自分の事みたいに落ち込んじゃっててさぁー、なんか理由つけて見にいこって!」


晃が思わず口を滑らせた。


「余計なこと言うな!」


ポカッと照れ臭そうに晃の頭をネギで叩く晶子。


顔を真っ赤にして私から目を反らした。


ありがとうね……晶子。

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