水に映る月
 

慧とシンって人との間に、何があったんだろ‥

今日の怪我も、あの人が原因なのかな‥



そう思ったけど、訊く勇気が無かった。



「純ちゃん‥。」


静かな声で、慧が呼んだ。


「ん?なに?」


あたしは、彼の横顔に問い掛けた。


暗い天井を見つめていた慧は、振り向いて


「中華街で言ってたこと、ほんま?」


って、訊いた。


 
< 198 / 370 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop