水に映る月
途端、DOKIDOKIが始まった。
心臓が激しく騒ぎ立てる。
あんなに邪魔だと感じていた境界線だったのに‥、
いざ、無くなってしまうと、こんなにも戸惑いを覚えるなんて、想像したことも無かった。
慧は真剣な目で、あたしを見つめた。
そして
「じゃ、公園でのkiss。あれって、純ちゃんのfirst kiss?」
って、訊いた。
─ あたしのfirst kiss‥
あたしは、コクンと頷いた。