水に映る月
 

オフショルダーのプリントカットソーと、ペチコートが覗くティアードミニは黒。

足元にも、同色のニーハイを合わせて‥。


まるで、デートにでも行くような気分。

とても、ウキウキしていた。


「お待たせ♪ね、可愛い?」


薄くルージュを引いて振り返り、あたしは慧を見た。

彼は優しく微笑んで、頷いてくれた。


「行こっか。」


「うん♪」


慧のあとに続いて玄関を出る。

あたしの胸は、喜びでイッパイだった。


 
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