水に映る月
照明を落とした薄暗い会場では、パイプを廻し喫みしている人達もいて‥。
最初から、居心地の悪さを感じていた。
あたしは、フラフラになった清香と一緒に外に出た。
お酒のせいか薬のせいか、呂律の回らない清香は、あたしを虚ろな目で見つめ
「おせっか~い。」
って言った。
別に、放っといてくれて良かったのにって‥。
今日、寝る場所が無くなったって‥。
ダルそうに、そう言った。
─ 変な子‥
自分に共通する何かを感じたのかな‥。
あたしは、彼女を引っ張って、夜の繁華街を歩いた。