水に映る月
 

「ケイちゃんは?迎えに来て、それからどぉしたん?」


「梅田で降ろして貰って、それきり~♪次の日にメールしたけど、“忙しいからゴメン”とかって返事来たし。」


「そっか‥。」


清香の返答に、ちょっぴり安堵したのは、慧が彼女と会ったのは、あの日だけだったんだと分かったから。


「本気になれる人見つけたら、清香も、きっと変われる思う。あたしがそぉやもん。」


「純、ケイちゃんと出会って変われたんや♪」


「うん、真面目になった♪」



ユーナさんが言ってた通り、慧は女の子を調達する役‥


でも、なんで‥?



色んな思いが頭の中を渦巻いていたけど、なんにもないフリで、清香と他愛ない会話をした。


そして、小一時間ほど後、カフェを出て家に帰った。


 
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