水に映る月
 

─ 弱い自分に負けないように ─



そう‥


慧を自首させなきゃ‥

慧を説得しなきゃ‥


あたしが彼を変えたい‥



時計を見た。

午前、四時五十分。


あと一時間もしない内に、慧は帰って来る。


お布団の中、ちゃんと目を開けて起きていたはずなのに‥。


カチャ‥っと玄関ドアが開いた音で、あたしは目を覚ました。


 
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