水に映る月
 

一緒に住むにあたって、慧は条件を出した。



他人を部屋には入れない。

お金を貯めて、何れは一人で生活出来る場所を見つけること。


その二点。



「約束、出来るか?」


「うん♪」


二つ目の約束は、いつかは慧と離れなきゃイケナイって意味にも取れた。



でも、会えなくなるワケじゃ無さそうだし‥



今、慧と一緒にいられることが嬉しかったから、あたしは特に気に掛けなかった。


 
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