恋は永遠に
「実は、瑛。キミに悲しい思いをさせてしまって悪かったって言ってるんだ」

「瑛が・・・ですか?」

「あぁ。それに、瑛も泣いていたよ。君に振られて」

「・・・嘘・・・」


だって、あの顔は別れて欲しいって顔だった。

もしかして、私の勘違い??

そんな・・・。


「瑛はこれまでにキミに会わなかったようだね」

「はい。今日の結婚式以外は」

「そういえば、電話で瑛が“結婚式に誘ってくれ。お願いだ”って言ってたらしいな」

「え・・・?」

「私は昨日帰ってきたのだよ。偶然、聞いてしまってね」

「それだけしか言ってないんですか?瑛は」

「それから“一度だけでいい、一度だけ真希を見たい。これまで見れなかったんだ。せめて最後でいいから真希が見たい”と」


突然涙があふれた。

そしてそのまま、泣き崩れた。


「キミは、本当に愛されていたらしいね。瑛が私にキミのことをたくさん話していた」

「瑛・・・が?」

「あぁ、きっとまだキミを愛しているに違いない。今から瑛のところへ行っておいで。瑛もきっと待っている」

「いいの・・・ですか?だって兄妹なのに・・・」

「いいんだ、私は構わない。キミたちが兄妹という言葉に負けないなら」

「・・・はい!」


真希は上着を持ってドタバタとドアに向かった。


「あ、あの!ありがとうございます。わざわざ教えてくださって」

「いえ、当然のことです」


そしてペコリとお礼をして走った。



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