恋は永遠に
「はい、どうぞ~♪」

「うぉ、初めて真希の部屋来た」


確かに初めて瑛を部屋に入れた。

ずっと瑛の家に私が行っていたから瑛が私の部屋に来る時がなかった。


「結構女の子って感じの部屋なんだな」

「結構ってなによ!」

「でも俺こうゆう部屋好き」

「ほ、ホント?」

「マジで」

「嬉しー!」


瑛に抱きつこうとする。


「だからまだケーキがあるから抱きつくな!!」

「そうだった」

「ちょっと置くから」


ケーキをテーブルの上に置いた。


「どうぞー」

「やった☆」


勢いよく抱きついて床に倒れた。

瑛は尻餅をついた。


「いてて・・・お前勢いよく抱きついてくんなよ」

「だってぇ~」


えへへ♪と嬉しい顔をする。


「それより、はい。プレゼント」

「え、もうくれるの!?」

「じゃぁいらない?」

「そうゆうことじゃない!!!」


プレゼントを瑛の手から取った。

けど、嬉しいな。

誕生日にプレゼントもらえるなんて。



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