誘拐犯は…神様だったのです!




お線香を見る限り、まだ長い

それは、ついさっきまでここに誰かがいたって事で……


「…だれ?」


お母さん?いや、まさか。だってお母さん達が住んでるのはここと距離が離れ過ぎてる


それに、来るなんて言ってなかった。


じゃあ…おばあちゃんの知り合い?


ううん、それも違う。だってそれなら私も顔は知ってるはずだから


必ずすれ違いになってるのはず。ここまでは一本の道でしかいけないから…


じゃあ…誰が?そんな疑問を頭で浮かべると


ふと、さっきすれ違いになった男性が頭に浮かんだ


「…もしかして」


さっきの人が?これを?


「………まさか」


だって、見たことのない人だったし…おばあちゃんにあんなに若い知り合いがいたなんて考えられない


お葬式でも見なかったし。


グルグルと色々な事を頭に浮かべると、ある事が頭に浮かんだ



そう言えば、確かおばあちゃん昔…自分には離れ離れになった子供と孫がいると言っていたような記憶がある


事情があって、離れなくちゃいけなくて…今でも会いたくなると


切なそうに話したおばあちゃんの顔はなんとなく覚えてる


だから、もしかしてさっきの人って…


そう思ったらいてもたってもいられなく私は急いで彼を追いかけようと立ち上がった時だった





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