誘拐犯は…神様だったのです!
―――――…
―――…
「えーと…冥界の王の呉羽(くれは)様に…同じく冥界のロトム様?…蝙蝠に…フクロウの血をひいてる…と…」
あれから、また数日が経過したある日
私は、以前ツヴァイさんに連れて来てもらった花畑で紫音さんから言われた通り、神様達の名前を覚えていた
「んー…ロトム様は…呉羽様のお付きで…幼少時から常に彼の元に使えて…いた…茶色のウェーブのきいた髪の毛が…特徴で…口元にはほくろが…ある?う…んー…」
あぁ!もう!!
真剣に用紙とにらみ合い、それをバサバサと宙になげ私はそのまま仰向けに寝そべった
「あー…もう、いや!…長いよ!」
バサバサと投げた紙がヒラヒラと花の上に落ち、ユラユラと揺れている
「……はぁ」
実は、紫音さんに渡された神様達の名前を覚えるのに、かなり苦戦していたのだ
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