誘拐犯は…神様だったのです!
「そうだ、大切なことを忘れていました」
「…ぇ?」
ゴホンと咳払いをして、綺麗な髪の毛をなびかせ私の方を振り返る
な、なに?!
無意識に警戒すると、フウさんは優しい笑顔のままフッと鼻で笑う
「実は今日から、私もトール同様に貴女様の傍につかせて頂きます」
「…え?」
「私としては、人間などの世話をするのは不本意だったのですが、紫音様が貴女の傍にいろと言うので仕方がなくですが」
「……え?」
どうゆうつもりなのか、酷いことを笑顔で言うフウさん
フウさんも…わたしに?
え…待って紫音さんがって事は、彼がフウさんにそんなことを言ったの?なんで?昨日…そんなこと言ってたっけ?
昨日の会話を思いだすように首を傾げると、フウさん、軽く髪の毛をかきあげ変わらぬ笑顔で私を見下ろす
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