誘拐犯は…神様だったのです!



「…あ」


綺麗な銀色の髪の毛を揺らして、私に満面の笑みを浮かべる彼に私の足は無意識立ち止まり


急いで彼のもとに近寄る



「グレンさん!お疲れ様です」


「あぁ、お疲れ」


彼の名前はグレンさん


クォーターで、数年前まで海外で生活していたけど、ある日をさかいに日本に来日したのだ



そして、今わたしが立ち止まってる店はお花屋さん


そう、グレンさんはお花屋さんで働いているのだ


海外にいた時から、母親の影響かお花が好きでずーとここで働いてる




グレンさんと知り合ったきっかけは、職場の用事で花を取りに来た際にグレンさんにお世話になった


それから、毎日、仕事があるときは姿を見かけるといつも声を掛けてくれる



優しくて、とても気さくで、凄く絵に書いたように格好いい彼に



私は胸をドキドキさせながら見上げる



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