誘拐犯は…神様だったのです!
「分かりました。なら、聞きません。でも…私は紫音さんの味方ですからね」
彼の胸元の服を握り自ら擦り寄ると、紫音さんの心地いい心音が聞こえてくる
「味方…?」
「はい、あ、でも…味方と言うより…紫音さんが物思いにふけってるなら私は紫音さんが満足するまで傍にいるって意味ですけど」
「………」
「昔…おばあちゃんに…私が学校の友達との関係で悩んでいて、でもどうしても内容を話せないとき…おばあちゃんは詳しく聞かないで…」
「……」
「私は凜の味方だって、言ってくれたんです。その言葉は凄く嬉しくて…なんだか話してないのに気持ちが楽になりました。だから、紫音さんもそうだったらいいなぁって…」
なんて、恥ずかしいな…
顔を赤くしながらそう言うと、数秒の沈黙のあとに紫音さんは少し身体を話しゴツンと額をぶつける
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