恋と上司の甘い相関関係
部長のイジワル発言に言い返す元気すらなく、ため息ばかりつく日が何日か続いた。


気付けば7月に入っていたけれど、梅雨はまだまだ明ける気配がない。



「あー、まだ外は蒸し暑いんだろうなー。でも相方が待ってるしなー」



ある日の午後5時過ぎ、帰り支度を整えた千葉ちゃんが伸びをしながら怠そうに言った。


レストランを経営してる調理師さんと付き合っている千葉ちゃんは、なぜか“彼氏”と言わず“相方”と言う。



「ディナーおごってもらお♪あ、フルコースにしてもらおうかな…」


「千葉ちゃんズルいよ〜!美人なうえにご飯作ってくれる彼氏がいるなんて〜」


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