恋と上司の甘い相関関係
結城さんの言葉は無視で、一方的に話し続ける部長。


『夕食をご馳走になった』って…

今日は二人じゃなくて、結城さんのお父様も一緒に食事をしたってこと?



それも気になったけれど、今はそれどころじゃない。


部長の結城さんを見る目が、急に鋭くなったから。



「あぁ、そういえば社長がおかしな事を言ってたぞ」


「おかしな事…?」


「さっき結城がトイレに行っている間に、俺は社長に礼を言ったんだ。
この間、突然サンプルを用意してもらった時の礼を」



──その時、


結城さんの表情が一気に強張ったのがはっきり分かった。


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