恋と上司の甘い相関関係
「お嬢さん方、どれにする?」



クーラーボックスに入っているアイスを眺めていると、陽気な営業のおじさんが気さくに話し掛けてくれる。



「じゃあ、あたし抹茶で!」


「えッ、即決!?」



男らしい千葉ちゃんは決めるのも早い。

優柔不断なあたしは、こんなに種類があると当然迷ってしまう。



「え〜と…ん〜じゃあ…キャラメル!」


「残念ーっ!お嬢さんゴメンね、コレついさっき終わっちゃったんだなぁ」


「えぇ〜〜!」



いつか流行ったナントカ侍のように豪快に残念!と言われ、あたしもおもいっきり不満げに嘆いた。


──すると。



「オレのをあげるよ」



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