恋と上司の甘い相関関係
「これでバージンだなんて言ったら、男にとっちゃたまらないかもね。
『オレが教えて育ててやりたい!』って男の欲求を駆り立てるっていうか~」


「あのー…あたしものすごく恥ずかしいんですけど」



そんなに男心が分かるのも経験値積んでるせいなの?

ていうか、言ってることがヘンタイ部長と変わらないような気がするよ?


うーん…もしかしたら千葉ちゃんと部長ってどこか似てるのかも。



「とにかく、雅ちゃんは磨けば光るダイヤの原石と同じなんだよ。
あとは“誰に磨いてもらうか”が重要ね!」


千葉ちゃんは意味深な笑みを浮かべながら、あたしのジュースのパックも一緒に持ってゴミ箱へと向かっていった。


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