HAPPINESS!~幼なじみはアイドル~
‥でも、どんな理由であってもケイの側にいれるのは嬉しい‥。


そんなことを考えている私もいて。


この気持ちだけは、バレないようにしなくちゃ。


「家具は全部揃えたから。あと、服もハルの好きなブランドで揃えておいた。でもさすがに、下着まではな‥。」


ケイが私から視線を逸らして、ポリポリと頭を掻いた。


ケイがそんなことを言うから、ボッと私の顔が赤くなった。


「あはは、そうだよね!それくらいは持ってくるよ。さすがにそろそろ袴も着替えたいし!」


私も照れ隠しに笑いながら言った。


もちろん心臓はバクバク鳴っている。
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