【 青春という名の、革命を 】



私の親友、ソウスケとタイチ。ソウスケとは小さい頃から、タイチとは中学の頃から一緒だ。


信頼できる2人に、不思議ノートとタチバナレンについて、協力してもらうことにした。私の独断で、まさに今。



「で?そのタチバナレンっていう奴がどうしたんだ。」


「あ、そうそう。その人が不思議ノートを書いた人らしくて」
「「不思議ノート?」」


「うん。だから、タチバナレンが誰かを調べるのと、2つめの不思議ノートを探す。」



協力してもらうのに何だが、いちいち説明するのも面倒臭い。要点は伝えたのであとは察しろと、無言で2人を見つめた。



「よくわかんねぇけど、分かった。」


「俺もっ!面白そうだし、宝探し♪」



タイチは事の成り行きを、大きく勘違いしているようだが、そこはあえて触れずに話を進めた。



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