wild poker~ワイルドポーカー~

「動かないで。少しでも動いたら、すぐに撃っちゃうからね」

そう言って女は俺達に注意を払いながら、地面にうつ伏せで倒れている死体を足でひっくり返した。

そして女は死体のセーターを捲り上げると、ホッと小さく息を吐く。

「よかったぁ~。まだあった」

胸を撫で下ろす様に女はそう言うと、死体の露わになったブラジャーの中から……数枚のカードを手にした。

「ハートのJ、Q、K、A……それからこの子のクラブの4。まぁ一応、貰っときましょ」

女は確認する様にそう呟くと、手にしたカードを手早く自分の胸元へとしまった。
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