こころ、弾む。
私はボールペン
愛と言う名の狭間に立って 今にも崩れそうな橋の上
もしも心がそうだとしたら
私がペンのキャップになるべきだったんだ
 
 
少しづつ削れていって
ふと気付くと自然と外れていて
見捨てられたペン先は使い物にならない
 
 
今夢は絵描けるのだろうかこのペン先で紙に色を付ける事
冷えきった私じゃできないだろう
誰かこの冷めた私のペン先を温めて
 
 
 
二色の心の結晶は今にも溶けそうな雪の上
もしも心が温かければ
貴方達の純粋な心全てを無くして
 
 
大切も削れていって
今あるのは僅かなインクだけ…
温もりさえも無くしたらこのインクも溶けていく
 
 
今心は絵描けるのだろうか
もう出て来ないあの日の鮮やかなインク
空っぽな私は必要がない?
誰かお願い満足のいく色を足して
 
 
二人で一つだから私の大切なモノ
何だか分かるよね?
いつまでも貴方が必要で
そして貴方が主役だから
願ってもいいよね?
もう一度やり直そう
本当に擦り減るべきなのは私の方だったんだ
 
 
 
今夢は絵描けるのだろうかこのペン先で紙に色を付ける事
冷えきった私じゃできないだろう
誰かこの冷めた私のペン先を温めて
 
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