世界は空で繋がってる、
白く、薄く汚れた見慣れた天井


毎朝毎朝、嫌という程見続けてきたはずなのに、何故が不思議な心境に陥った


何が違うのか全く分からないけれど、いつも見上げる天井とは違った雰囲気を漂わせているような気がして、なんだか少し寂しくなった



天井だけでなく、自室をぐるりと一度見渡してみる


いつもは勉強、部活、それから趣味に没頭していたせいもあり、しっかり見たことがなかった自室

同系色で簡素にまとめられた部屋はどこか素朴で、物足りないと思える



一体何がこれ程まで、私を窮屈な気持ちにさせているのだろう





こんな取りとめのないことを考えているうちにも、時間は刻一刻と進み、明日が近づいてくる

憂鬱であり、面倒であった



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