幼なじみじゃイヤなんだ。
「桜は雪見さんに嫉妬をしているんじゃない?」





どくん どくん どくん


早苗が口を開く度に心臓が反応する。


あの、胸のよどみは嫉妬…?




「あたしは最近の桜を見てて、そう思ったの。で、桜はどう思うの?」





確かに、私は流瑠と雪見さんが話しているのを見ると、目を逸らしたくなる。

胸が痛くなる。



ただ、こんな、感情は生まれて初めてで、一体何なのか分からない。




「・・・・・ごめん。分かんない」


「じゃあ、その気持ちが何なのか自分で一生懸命考えないとね」


「早苗には分かる?私の気持ち。本当に本当に色んな事分からないの。最近、私は変なの。流瑠の事になると…何だろう?何て言うか…」





思わず俯きながら、スカートを握り締めていた。





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