幼なじみじゃイヤなんだ。

「相澤さんって何かこう放っておけない感じがするもんね。可愛いもん。小学生みたいな雰囲気で!」


「あ…はは…」




なんか険(けん)がある?



かなりムッとしたけれど、何にも言い返せない私。

・・・そんな自分が嫌になる。





「だからかなー?」


「え?」


「あんなにいつも一緒にいるのに、相澤さんは、流瑠くんのファンの子達から、嫌がらせをされないもんね」


「え?嫌がらせ?」


「うん。変なメールや手紙が届いたり、靴にいたずらされたりするの」


「そ、そんな事はされた事ないけど?でも、そんな子どもじみたことをする人もいないんじゃない?」


「・・・だよね。そんな事するなんて・・・あたしもびっくりしたんだけど・・・」





そう言いながら、雪見さんの大きな綺麗な目に涙が滲(にじ)んだ。


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