幼なじみじゃイヤなんだ。
私の言葉を聞いて、少し緩んだ流瑠の手から腕をほどき、その場から逃げるように走り出した。






心音が早くなる。

苦しさが胸に迫ってくる。






本当に息をするのを忘れていたのかもしれない。









苦しくて、苦しくて、苦しくて…





「……っ!?」





呼吸が吐きだされるのと同時に私の涙がこぼれ出した。
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