幼なじみじゃイヤなんだ。
ふと、全身鏡が目に入る。




そこに映る私。




中学生、ううん、下手をしたら小学生に間違えられるかもしれない幼い顔。




残念なほど胸のない幼児体型。


中身だけじゃなく、顔も体も子ども。






大きい溜息が漏れる。






流瑠は心も体もどんどん成長していくのに、私は……。


雪見さんみたいに綺麗で、スタイルのいい人が流瑠と一緒に並ぶと、様になっていた。






「……学校行きたくない」






一気にまたブルーになる気持ちを抱えながら、しぶしぶ準備を始めた。






私は、こんがらがっていた感情が心の中で少しづつ整理されていくのを感じ始めていた。


くっきりと浮かび上がって来ようとしているそれに、私は思いっきり戸惑いを感じていた。
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