幼なじみじゃイヤなんだ。
どうして?




「……」




好き?




「……」




どうしよう。





「なぁ…」


「…」


「なぁって…」


「…ん?え?」


「なんなの?さっきから」


「え?」


「そんなジッと見られてたら食べられない…」


「え!?あっ!!ご、ごめん!」





テーブルに向かい合って座っている私と流瑠。


目の前にはお母さんが作ってくれた“煮込みハンバーグ弁当”






「…桜さぁ、何かあったの?」


「へっ!?」





流瑠の質問にびっくりして、変な声が出た。





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