幼なじみじゃイヤなんだ。
「えっ…やだ!やだ!!流瑠っ!」





気が付けば私は流瑠に抱き上げられていた。


“お姫様抱っこ”をされている自分に気付き、顔が真っ赤になっていくのを感じる。





「やだっ!流瑠!下ろしてっ!」





流瑠は私の抵抗の言葉に耳も貸さない。


恥ずかしさのあまり足をジタバタさせていると、体がふわっと下降して、 

思わず目をつぶった。





「キャッ!」





背中に感じた、柔らかな感触。

私がそっと下ろされたのはベッドの上。









私の顔の両脇に置かれた流瑠の手。

真上からジッと見下ろしてくる流瑠の目。







組み敷かれてる私。

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