幼なじみじゃイヤなんだ。
バッグを持ってそのまま階段を下って行く。




2人で笑って明日を迎えたい!

頑張れ!私!

拳をギュッと握りしめた。















「あれ?相澤さんまだいたの?」






人気のなくなった階段にその声はよく響いて、振り向く。


そこには上坂くんの姿があった。
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