君の姿
アタシと貴方の出逢い…
今、思い出せば笑えてくるよ。

ー中学3年の春ー
「ねぇ!優衣!」
「ん?」
「聞いてた!?」
「あっ…ごめんね?」
「ったくもう!」

アタシは、鮎川優衣(あゆかわゆい)。
彼氏はイナイ…
欲しいなぁ。とは思うんだけどなぁ。

そして、今一緒にいるのは親友の小山麻理(こやままり)
成績優秀。彼氏もいて、アタシにとっては…
憧れだよ!!!

「麻理ちゃん?」
「どうした?」
「アタシ…」
「ん?」
「彼氏欲しいなぁ。」
「アンタ、それいっつも言ってるよね!」
「そうかな?」
「そうだよ。」

だってぇ。。。
だってぇ。。。
他の人は、いるのに…
アタシだけいないんだもん!!
悔しいじゃん…?

「優衣。」
「なぁに?」
「合コンすれば?」
「イヤだ!」
「彼氏欲しいんでショ?」「アタシは、そーゆーの嫌いだもん!!
自分で見つけないと意味ないもん。」
「そー。」

だってさぁ…
彼氏ってゆうのは、自分で見つけるもんじゃん?

「優衣、先生に呼び出しくらってるんじゃないの?」「あっ…」
「行っておいで?」
「うん!」

先生に呼び出しくらってたんだ…

キンコンカンコーン
『鮎川優衣さん、鮎川優衣さん、至急指導室に来てください。』

ヤッバ!!


ダダダダダ!!!!!!


ガラッ!?


「あれ?」
「誰?」
「あっ…」
そこに居たのは、先生ではなく。
不良?

「お前も呼び出し?」
「あっ…ハイ。」
「何で?」
「髪の色で…」
アタシの髪の色は、うっすら金髪。

「あっそ。」

この話がこの人との出逢いだった。


「俺は、、、、」
「??」
「お前に話が合って来た。」
「は?」
「だから、お前に話が合って来た。」
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