【仮】首輪を,キミに。

『お風呂がいい…』

昨日入れていないからさっぱりしたい。

嫌なこのモヤモヤとかも汗と一緒に排水溝に流そう。



『待ってて。今沸かしてくるから。』

透はあたしの頬にチュっと触れるだけのキスをして



ガチャン…!



部屋を後にした。



あたしはひとり。

頭を抱えた。





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