LOVE is
彼氏は欲しい。
でも、1から恋愛するのはなんだか面倒だ。

そもそも恋愛の仕方を私は思い出せないでいた。


「元村さん、手止まってますよ。」
仕事中だった。
慌てて目の前のパソコンに集中。
新患のカルテの入力中だった。

「ごめん、はい、出来ました。」
出来上がったカルテを後輩の高野瑞穂に手渡す。
去年入ってきた瑞穂は若いのにしっかりしている。
「別に責めてませんよ。どうせ奈央さんのことだもん、お腹すいた〜、お昼何食べよう?とか考えてたんでしょう?」
カルテをトントンと揃えてファイルにセットしながら席を立ちそう言った。
奈央は返す言葉がなかった。

ったく、確かにお腹はすいたけど、今はそんなこと考えてなかったよ。

もうすぐ午前の仕事が終わる。
さて、何食べようかな?
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