いじめられっ娘。
カツッ
『僕はねー…君に会いに来たんだよ。』
「っ…ぇ」
男子生徒は、微笑みながら私に徐々に近づいてくる。
こ、この状況…ヤバくない?
『昴くんのお気に入り♪』
「ぁ、の…?」
男子生徒の笑顔が怖い。
これから私、どうなるの…?
カツンッ
「っ!」
もう私と男子生徒の距離は間にある机だけで、椅子ごと後ろに下がろうとした私の手を…、
ダンっ
「ッ!?」
男子生徒は掴んで、私を動けないようにした。
男子生徒は、怯える私を見つめてニッヤー笑っている。
な、に…?