私のヒーロー。
「悠輔ー、僕もにゃん太のぬいぐるみほしい。」
そんな心配をよそに紘は笑っていた。
「ぬいぐるみ?そんなもんすぐ要らなくなるぞ。」
「要らなくならないー。買って買って買ってー!」
悠輔さんと紘は、親子にしか見えなかった。
お父さんに甘える子どもにしか見えなかった。
今まで心配をし過ぎていたのかもしれない。
パパがいない。
他の子とは少し違う環境に紘は戸惑っているかもしれない、ずっとそう思ってた。
だけど、紘には悠輔さんがいる。
だから、大丈夫。