winter kiss〜王子様の熱い口づけ〜
「ごめん・・・。」
行ったのを確認してから
彼の顔がわたしへ向く。
わたしは、黙ったまま笑って首を横にふった。
「・・・よかったんですか?」
逆に、わたしのせいで仲間と別行動なんて。
「いいんだよ・・・。
どうせ、ここからは別れるから。」
そうなんだ・・・。
彼は「それより。」と真剣な目を向けてくる。
「あの・・・・
また、会えるなんて思わなかった。」
彼は、じっとわたしを見つめる。
そんなに見つめられると照れてしまう。
なにも言わず、わたしも見つめ返すことしかできない。
「飲み物かって戻ってきたら、いなくて。
だから、俺あれから、毎日あの公園に行ったんだ。
でも、全然会えなくて・・・・。」
「・・・・ごめんなさい。」
そんなに心配してもらっていたなんて。
「いや、俺が勝手に探してただけだから。
どうしてもまた会いたくて。
だから、すごくうれしい。」
直球な物言いにいちいち照れてしまう。