winter kiss〜王子様の熱い口づけ〜


それから、5日間がめまぐるしく過ぎていった。

本当に忙しくて忙しくて。

雪くんの言うとおり、離れに帰ると眠るだけの日々だった。


仕事中。

まだ不慣れなわたしを、雪くんは何度もかばってくれた。

雪くんがいてくれてよかった。

今では、同じバイトが雪くんでよかったと本当に、心から思っている。



今日も、仕事が全部終わったのは

夜の11時をすぎてからだった。


「お疲れ、真央。」

雪くんも今終わったみたいで、声をかけてくれた。


「お疲れ。

今日もいっぱい迷惑かけてごめんね。」


「全然!真央、俺がバイトし出した頃より飲み込み早いよ。」

「そうかな~。」

そんなことないと思う。

「そういえば、雪くんは、何歳からしてるの?」

まだ聞いてなかった。


「中学入った年からだから・・・12歳くらい?」

「すごいね!!」

中一から働いてたなんて・・・。


「いや、俺、下の兄弟がいっぱいいて、俺が一番上だから。」

そうなんだ~。

なんか見えない・・・・。


弟っぽい。


「それに、楽しいし!」

「そうだね。わたしもそう思う。」


そんなことを話しながら離れに向かった。





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