甘い恋に恋をする
スイートlove1 出会い

眠いなぁーー
今、私はい、ねむり中・・・・・Zzz

「・・・・い・・・・おいっ!!山本!」
「はいっっ!!」 あっ! どうも、山本柚です。 てか、今ねむ・・・・
「お前、寝てなかっか?」
あははは・・・・怖っ!
「す、すみません・・・」
「まぁ、いい。 ちゃんと聞けよっ!」
「はぁーーいっ!」

はぁーーー、朝から良いことないなぁーー。
でも、やっぱ眠いよ・・・・
寝ちゃだめだ! ちゃんと起きてないと、また怒られる・・・


・・・・キーンコーンカーンコーン・・・・


「あぁーー、終わった!!」
これで、今日の授業は終わりー!
家に帰ったら何しようかなーー?? 楽しみだなぁーー。アレとコレと・・・・


ドンッ・・・・。


いったぁーー。 だれ?今、ウキウキだったのにっ!!
意外に痛かったから、涙目になってしまった・・・そのとき。
「ごめんね。 ケガなかった?」
「あっ・・・はい。大丈夫です。」多分、さっきぶつかった人だろう・・・・。
「なら、よかった。」 ニコっと笑ったこの男性。うちよりも年上かな?
「でも、本当に大丈夫? 涙目だけど・・・・」
あっ・・・・
「いえ!! 大丈夫です!!」
私は急いで、涙を腕の袖で拭った。

「本当に?」
「はいっ!」私は、知らないひとに笑顔を向けた。

「そっか。 んじゃ。」
手を振って、どっかに行っていまった。

なんだったんだろう?
まぁ、いいか!


・・・・ん?
あぁーーーーーっ!!
早く家帰らなくちゃ。
忘れてたーーー


その日の夜。

はぁー。
今日は、本当に疲れた・・・・
先生には、怒られるし、寝不足で居眠りしちゃうし。
マジ、最悪っ!!
と、思いながならゲームをやり続けた。

「柚ー、風呂入ったらー、お兄ちゃんはもう入ったわよーー。」
「はぁーーい。」

疲れたことだし、お風呂でも入りますか!


「~~♪」 ←鼻歌です。
あっ。 そういえば、今日のあの人変な奴じゃなくてよかったー。
変な奴だったら、最悪だったな。 うん。

私は、風呂を出て、パジャマを着替えて、眠りにつくまでずっとあの人のことを考えていた。自分でも、なんでだ?と思いつつも、考えてしまった。

自分は、その時はその人とあんなに甘い恋をするとは思わなかった。
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