桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】


「ううん? 私には怒る理由はなかったから……。恋理ちゃんにとって、バスケに戻ることがいいのかわからなかったけど、戻ってきてほしいみんなの気持ちはわかるから、頑張ってって言ったんだけど……まずかったかな?」



「いや……悪いことはないと思う」



「そっか。よかった」



「ねえ、桐さん」



「うん?」



「夏香ちゃんたちのこと励ますなら、俺にもそうしてくれないかな」



< 193 / 339 >

この作品をシェア

pagetop