待ち受けカノジョ。
「友美さん…」

「ん?」

「オレもお母さんも、もう大丈夫だよ」

「…そう」

安心したように、友美さんが肩の力を抜く。


「友美さん」

「なあに?」

「救ってくれて…ありがとう」


ちょっとうつむき加減でにじんだ涙を隠しながら、友美さんが微笑んだ。
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