待ち受けカノジョ。
「あら!ミナミちゃんじゃない!」

オレからハガキを受け取った友美さんが、目を丸くする。

「婚約したんですって!こっちもおめでたいわねー!」


婚約って…

九州に帰ったの、ついこの間だよ?


「なんか書いてあるわ。えーっと…『長い間、遠距離で愛を暖めてきた私達でしたが、この度婚約いたしました』ですって!」


遠距離?

愛を暖めてきた?


「あらあら!ミナミちゃん、よっぽど早く知らせたかったのね!正式に結婚してからでいいのに」


そーすると…

こっちにいる時は、彼氏がいたって事か。


あれ?

…あれれ?


オレ、完全に遊ばれたってゆーか、

だ ま さ れ た ?


もう一度ハガキをよく見る。

パソコンで作られてプリントされたような写真には、

幸せそうに寄り添う、真面目で優しそうな小太りの男とミナミさん。


オレには見せたこともない、心から幸せそうなミナミさんの笑顔。


おい、

ちょっと待て。


ミナミさん、ちょっと舌出してんじゃん。


テヘペロかよっ!!!
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