待ち受けカノジョ。
テーブルの上に手紙がポンッと置かれる。

「えっ!この名前は…!」

友美さんが急いで封を開けた。

身を乗り出して友美さんの手元を覗き込むオレ。


「うわぁ!!」

2人揃って声を上げる。


中に入っていたのは、

義明おじさんとお母さんの結婚式の招待状。


「9月だって!」

「マジで?結構早いね!」

「もちろん順平も出席して下さいだってよ!」

「絶対行くよ!ね、父ちゃん…あれ?」


振り返ると父ちゃんはとっくに消えていて、風呂のドアをバタンと閉める音が聞こえてきた。


「って、見ないのかよ!」

呆れ顔のオレに、フフッと笑いかける友美さん。

「ほっとけばいいのよ。どーせ後で1人になったらコッソリ見るんだから!」


友美さんが招待状をテーブルに置こうとすると、封筒の後ろからピラッとハガキが落ちた。


「あれ?もう1通来てるよ?」


床から拾い上げようと手を伸ばした瞬間、

ドクンッ

心臓が大きく脈打った。
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