お前は俺専用!?
このクラスガヤガヤしているしね。


「さ、紗季声大きかった。まぁ、周りの人、気づいて無かったからよかったけど……。」


バレたらとんでもない事にあいそうだし……。

それに紗季を巻き込むのは、あたしが絶対させたくないし。


「ごめん!以後気を付けます!……ってか、誰にも言ってないの?あ、紬。チャイムなるから、あたし席戻るね。」


と言って、紗季は、自分の席に戻って行った。

その後ろ姿があたしには悲しそうに見えた。
< 44 / 282 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop