スーパーフォアと生徒会長
海でのひととき

「高橋、田中!」

「お、千浩ちゃん」


着替えた千浩ちゃんと瑞希ちゃんがこちらに向かってくる。

二人ともビキニかよ。


「待たせたな」

「い、いやいや」


すげぇ…。

制服の時ですら目立ってて、私服を見てかなり「ある」なと思っていて、今水着。

なんとまぁ、良すぎるスタイル。

強い日差しを反射する柔らかそうな肌に、小さな水着が若干食い込んでいる。

サイドテール?にした髪がまた新鮮。


「どうだ?」


自信あり気な態度がまた良いなぁ。


「何よ、私だって負けてないでしょー!」


髪をアップにした瑞希ちゃんがそう言った。

白い肌に黒のビキニという組み合わせがメリハリを効かせている。

千浩ちゃん程スタイル抜群!って程でもないかもしれないが、とても大人っぽい。


「二人とも可愛いぞ~」


と、達也は軽そうに言っているけど、俺は若干見とれてしまっていた。


「さて、どこで場所取りをしようか」

「あっ。そ、そうだなー…」


千浩ちゃんの一言で、俺はようやく現実に引き戻された。



< 38 / 42 >

この作品をシェア

pagetop